豆まきのポイント、注意点
まず、準備するものとして、福豆（炒り豆）か落花生 を用意しましょう。
落花生の風習の発祥は北海道で、 「雪の中で豆まきをしてもその後拾って食べることが出来る」という、 合理的な理由から落花生が使われ雪が盛んな地域で主に広まりました。
次に、誰が豆をまくのかを決めましょう。
一般的には「その家庭の『主人』が鬼の仮面を被り、その他の人が豆をまく」
というようなイメージがあると思いますが、本来のやり方としては正しくはありません。
豆をまくのがその家の『主人』の役割で、 もしくは年女・年男・厄年の人がすると縁起が良いと言われています。
実際に豆まきをやる時の作法は、鬼を家から追い出すイメージで、 「鬼は外」で部屋から玄関の方へ豆を投げ、 「福は内」で逆に部屋に向かって豆を投げます。
これを部屋の奥から玄関まで順番に行いましょう。
豆まきが終わったら、 まいた豆や落花生を 自分の年齢より1つ多く拾って食べます。1つ多く食べる理由は、「新年の厄払い」の意味があります。
豆まきにしろ、恵方巻きにしろ、縁起や風習、伝統といったことよりも、 “家族のコミュニケーション”としての意味合いが強いように思われます。
節分は家族の幸せを想いながら豆まきを
いかがでしたか？今や当たり前に行われている豆まき！家族の賑やかな時間を思い出しますね！ちなみに、筆者は北海道ですが、落花生以外の豆を撒いた事はありません！殻付きのまま投げるので、ちょっと大ぶりですが、掃除もしやすくおいしく食べた記憶があります。節分は、家族の幸せを想いながら豆をまきましょう！
