上杉まつり2017日程や見どころなど
山形県米沢市で毎年行われるこのお祭りは、「上杉家とその初代投手の謙信を敬う」「市民を挙げて喜び、まつりに参加して楽しむ」「歴史と文化を後世に伝承する」 「多くのお客様をお招きし観光の振興を図る」というコンセプトに基づいて行われています。
では、それはどんなお祭りなのかを早速ご紹介します。
上杉まつりとは?
上杉まつりは、昔から「県社(上杉神社)のまつり」や「城下のまつり」ともいわれ、米沢の重要な祝日とされていました。
娯楽の少ない時代から現在まで、米沢市民は春を迎えた喜びをこのまつりに感じ、米沢の大イベントとして親しまれています。
米沢上杉まつりは、名君上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続などを祀る松岬神社、米沢上杉家の家祖である上杉謙信を祀る上杉神社の春の例大祭から始まります。
謙信・景勝・鷹山・兼続と歴史好きの方なら誰もが知っている武将、名君を敬うお祭りは期間中たくさんのイベントで盛り上がります。
2017年の日程
毎年、謙信公の命日である4月29日から5月3日まで開催されます。
学校、企業グループなどの方々が踊り手となり華やかな衣装で市内を踊り歩きます。
川中島合戦14:00~15:30 上杉・武田の戦国の戦い・激突!
見どころ
火縄銃の演舞や上杉太鼓も行われる上杉まつり武てい式が1番の見どころです。
上杉まつり武てい式は5月2日(火)午後6時30分より松川河川敷で開催されます。
以前は有料桟敷席を設置してたのですが、平成28年度の武てい式は有料桟敷席はなくなり、観覧に関しては、入場無料ですべて自由席となっています。
・・・武てい式とは・・・
戰に勝利できるように神仏に祈るため、上杉謙信公は出陣の度に武てい式を行なっていました。
この儀式を約1時間にわたって保存会の会員が忠実に再現します。
・・・川中島合戦・・・
5月3日午後2時からは、上杉軍と武田軍が激突する戦国史上最大の死闘といわれた「川中島合戦」(永禄4年秋)が松川河川敷を会場で再現されます。
残雪の吾妻を背に南側が上杉陣、北側に武田軍がそれぞれ陣を構えます。
上杉本陣は頭巾姿の謙信を中心に28将が並び、対する武田陣は、諏訪法性の兜を着けた信玄を赤備えの部隊が守ります。
火縄銃の発砲、上杉謙信が単騎で武田軍に斬り込む「三太刀七太刀」の名場面や、全軍団による総がかり等両軍合わせ約700名もの武者が入り乱れての戦闘シーンは迫力満点の戦国絵巻のようです。
まさにタイムスリップしたような感覚や戦いの迫力を感じられるでしょう。