西条祭りの「だんじり」を見に行こう!!
愛媛県西条市で江戸時代から続いているお祭り「西条祭り」があります。
このお祭りは、 五穀豊穣を神に感謝する神事で、たくさんのだんじり(屋台ともいいます)やみこしが神社へ奉納されます。なんと、だんじりの数は100を超え、町が活気であふれます。ここでは、見どころや日程などをご紹介します。
西条祭りとは?
一口に西条まつりといっても、とても奥深いんです。西条市の4つの神社祭礼の総称なのです。
4つの神社から、だんじりが参加するので、たくさんのだんじりや神輿を見ることが出来ます。
- 石岡神社 (いしおか)
- 伊曽乃神社 (いその)
- 飯積神社 (いいづみ)
- 嘉母神社 (かも)
と、4つの神社があります。
4つの神社の中でも、一番規模が大きい「伊曽乃神社」を中心にして日程などをご紹介していきます。
2016年の日程
それぞれの神社ごとに日程が異なります。
- 嘉母神社祭礼 10月8日(土)・9日(日)
- 石岡神社祭礼 10月14日(金)・15日(土)
- 伊曽乃神社祭礼 10月15日(土)・16日(日)
- 飯積神社祭礼 10月16日(日)・17日(月)
見どころ
市民の大多数が西条祭りに参加するため、お祭り中は、会社や学校が一斉に休みになったり、遠方に暮らす西条出身者も帰省したりするなど、西条市民の心に強く根付いています。そのくらい賑わい華やかなお祭りなのです。
4つの神社の中でも最も規模が大きいとされる伊曽乃神社のお祭りは1番の見どころです。
特に、統一行動の最終地点である加茂川にだんじりが一斉に勢ぞろいする「川入り」は、大迫力です。神輿が川に入ると、神社のおひざ元である神戸地区の屋台11台が続きます。
水しぶきをあげながら神輿を囲み、祭りの最後を名残惜しむように最後の練りを披露します。
神輿が川を渡りきると祭りが終わりを迎えます。寒くなる季節が目の前ですね。
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もう1つの見どころは、『お旅所』といって、奉納される屋台、約80台すべてが再度集まり、ここから丸1日統一した祭礼が始まります。次から次へとお旅所へ入るだんじりやみこしは他に負けじと練りを繰り広げてゆきます。勇壮に走り込むみこしの練りは、その迫力と揺れる提灯をまとった美しい姿で、見る人を圧倒していきます。
アクセス情報
電車JR「伊予西条」駅下車、車で約5分、または徒歩約20分車松山自動車道インターより約10分
当日は、ツアーなどで各地から参加者が来場し、市内はかなりの混雑が予想されます。
車を利用する場合は、無料駐車場(約1500台)加茂川橋下臨時駐車場がありますので利用すると良いでしょう。
伊予西条駅から中荻駅周辺の屋台運行コースを中心に交通規制されますので注意して下さい。詳細な交通規制場所、時間は、9月下旬になると公式サイトで発表されます。近くなったら確認しましょう。
300年の歴史ある西条まつり
「西条まつり」は、地元の人にとってお正月にも勝るお祭り騒ぎです!
帰省している人も多く、街は活気にあふれています。300年の歴史ある西条まつりに是非足を運んでみてはいかがでしょう!