滋賀県の湖国三大祭「大津祭り」!!
琵琶湖の南西に位置する大津市では、湖国祭の1つである大津祭りが開催されています。
からくり人形を乗せた、めずらしい曳山を見る事ができます。京都の祇園祭を色濃く継承している大津祭りは、厄除けちまきも撒かれますよ!!是非チェックしてみて下さい!
大津まつりとは?
湖国三大祭の1つと言われています。江戸時代初期から行われている祭りで、滋賀県の無形民俗文化財に指定されています。
大津祭は、13基の曳山がお囃子に合わせて町を巡行します。この曳山にはとても珍しい文化があるのです。
まず1つ目は、カラクリ人形が乗せられています。このからくり人形は、それぞれの曳山ごとに異なり、故事や能楽などから取材して作られており、全国でも2番目に古いと言われています。からくりを演じることを「所望(しょうもん)」といい、巡行中に約20か所で曳山を止めこの所望が行われます。もう1つは、曳山は1週間前に組み立てられ、本祭の翌日には解体されてしまう短いお役目なのです。
町では、この大津祭りのため、9月16日に「くじ取り式」が天孫神社で行われます。巡行順を決める大切な行事です。このくじ取り式から約10日間、囃子の稽古が始まります。町はもうお祭りムードですね!
大津祭り2016年の日程
【日時】 宵宮:2016年10月8日(土)夕方~21時まで
本祭:2016年10月9日(日)9時30分~17時まで
【場所】 天孫神社
【有料席】 1席3000円(全席指定)手ぬぐいと粽のお土産付
見どころ
8日(土)
この日、からくり人形は、役員などの個人宅に飾られます。観客はゆっくり見ることが出来ますよ。夕刻になると曳山の提灯が灯され、町は一気にお祭りムードに染まります!
翌日の本祭とは違ったお囃子が披露され、風情を感じますよ。
9日(日)
この日は大津祭りのメインイベントですよ!
天孫神社前に集合した各曳山には、からくりが奉納され、9時頃に出発し丸1日町を巡行します。巡行中は、お囃子と共に手ぬぐいや厄除けちまきが撒かれます!もうこれを取るのにみんな必死です!!市内各所で撒かれますのでご安心を。
午後からは、ぞれぞれの曳山に乗せているからくりに合わせた衣装に着替え、巡行します。
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撒かれた厄除けちまきは、玄関先などにつるしておくと厄除けになると言われています。1年間の厄払いをしてお勤めを終えた粽は、天孫神社のどんと焼きで厄と一緒に焼いてもらいます。毎年、三万本ものちまきを撒くそうですよ!!絶対ゲットしてくださいね!
ゲットするコツは、所望が行われる場所は曳山の滞在時間が長いので、ゲットできる可能性が高くなりますよ!所望が行われる場所には目印がありますのでチェックしてみてくださいね!