八百津祭り2017日程や見どころなど
岐阜県加茂郡八百津町で行われている八百津祭りをご存知ですか?この祭りの最大の特徴は、船を形どった山車3両が街を練り歩きます。
この3両の山車は、合わせると、みごとに一隻の舟の形になり、観客を感動させてくれます。3両ともとても大きく、ずっしりと重いのですが、勇ましい男達によって大きなかけ声とともにひっぱられ、巧みなテコ捌きで町並みを練り歩く姿から、別名「けんか祭り」とも呼ばれています。
今回はそんな熱い祭り『八百津祭り』をご紹介します!
八百津祭りとは?
3両の山車は合わせると船になる事はすでにお伝えしましたが、その船というのは、昔、舟運で栄えたこの辺りの特徴を残す元禄年間(1688~1704)に始まった祭りと言われています。
「八百津」と「津」がつくように、木曽川の船運の港があり、とても栄えた所だったのでしょう。その象徴として船型の山車(だんじり)が造られたと言われています。
全国的にも珍しいだんじりで、釘を使わず作成されています。見事な山車は街を練り歩き、見物人の中からは大きな歓声とどよめきが湧きおこる祭りです。
2017年の日程
毎年4月の第2土日に行われます。
2017年4月8日(土)〜2017年4月9日(日)
見どころ
八百津の山車は三台で、だんじりと呼ばれています。厳密に言うと、カジ棒の分などがあるので、ピッタリとハマるわけではありません。だんじりを運行する人達は、粋な頭巾をかぶり、地下足袋にわらじをはきます。女性も祭りの衣装になり、色どりを添えます。
道幅がせまく、舗装されていない坂道も上手く捌きながら進みます。地元の人達は、さほど大げさな規制もせずに行っている祭りで、初めて行く人はビックリするほど。
あまりの勢いにけが人も出る事もあるようで、まさに体を張った祭りなんです。
大船神社の坂上げと坂おろしは是非見ていただきたいポイント。山車の車輪には鉄の板がはめてあるのですが、こういった舗装されていない道を上手く切り抜けるのに必要なんでしょう。非常に見ごたえがあります。
本楽:役場の前に山車が集結。
曲がり角や、方向転換など絶妙なチームワークで巧みに操るだんじりを是非間近で見てください。
動画
[arve url=”https://youtu.be/JgyoE9_d-Rc”/]【大舩神社】
大舩神社についてご紹介します。
八百津町の産土神とされていて、本殿の彫刻は岐阜県指定重要文化財に指定されています。
さらに、御神木の杉は高さ30mもあり、樹齢が1100年。岐阜県の天然記念物に指定されています。パワースポットとしても効果がある場所とされています。
【岐阜県加茂郡八百津町について】
杉原千畝記念館や、紅葉時期は特に美しいと人気のめい想の森などがある場所です。
杉原千畝は、映画になったほど有名な人なので、知っている方も多いと思います。
二次大戦中にユダヤ人にビザを発給し、約6千人もの尊い命を救った外交官です。今でも数多くの外国人観光客が訪れており、映画の影響で最近は日本人観光客も多いようです。めい想の森からも近く、1キロ程。公園なども多く自然が豊かな場所です。