京都の誇り「時代祭」の日程、アクセス方法は?
秋の京都といえば紅葉がすばらしく、寺院と重ねて見える景色は観光客をまた来たいと思わせるほどの美しさがあります。京都が日本の首都として栄え、繁栄を遂げてきた風景はや文化は、今の時代にも多く残されています。毎年、10月22日には「時代祭」という行事が京都で行われています。この日は、長岡京から平安京に都を移された日として伝えられている為です。
時代祭とは?
秋の京都の風物詩でもある「時代祭」。この時代祭は、「葵祭」「祇園祭」よりも歴史は浅いが、京都の三大祭の一つとして知られています。海外からの参観者も多く、毎年来場者数が増えていて、昨年は5万人もの人出がありました。1番の見どころである「時代行列」は、山国隊の奏する笛、太鼓の音色を先頭に約2,000名・約2キロにわたる行列は順次、平安京の造営された延暦時代にさかのぼり、見る観客をタイムスリップさせたかのような感動を与えてくれます。
2016年の日程
京都の誕生日として、毎年10月22日に開催されています。
今年は土曜日の開催なので、たくさんの人が来場しそうですね。
見どころは?
時代祭といえば、時代風俗行列です!冒頭でもお伝えしたように、約2000人もの人と、牛や馬などを率いて行列を作ります。京都が都だった時代【明治維新・江戸・安土桃山・室町・吉野・鎌倉・藤原・延歴】の8つに分けた構成になっています。1100年の京都の歴史が一目で分かるようになっており、衣装や祭具などは京都の伝統とともに細部まで再現されています。坂本竜馬が馬をひいて、豊臣秀吉や小田信長は馬に乗って悠々と進みます。教科書に出てきた武将が沢山います。それぞれの時代にあった出来事や人物を再現しているので、どれか一つでも時代背景を知っていると面白いですよ!
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交通規制は
※行列のコースは車両通行止めになります。下記の行列通過時間、場所には注意して下さい。
行列通過時刻
- 12時00分 出発 京都御所建礼門前
- 12時15分 堺町御門
- 12時30分 鳥丸丸太町
- 12時50分 鳥丸御池
- 13時20分 河原町御池
- 13時30分 河原町三条
- 13時40分 三条大橋
- 14時10分 三条神宮道
- 14時30分 平安神宮
有料席
・料金 1席2,050円 全席指定、パンフレット付
・観覧場所 京都御所、御池通、平安神宮道
・販売開始日 8月23日(火)
・お問い合わせ 京都市観光協会 075-213-1717
全長2キロにも渡る大行列で、ゆっくり歩くのですべて見終わる頃には足や腰が痛いです…。行列の先頭から最後まで見学するには、2時間ほどかかります。
座ったまま観覧できる有料席はその心配はなく、長時間の観覧を希望であれば購入する事をおススメします。