十日戎西宮へ初詣に行こう!混雑時間や駐車場など
商売繁盛を祈願するといえばえべっさん!西宮神社では、今宮戎神社などと同じように、毎年1月9日~11日までの3日間にわたり十日戎(布施戎)が行われ、多くの人々が商売繁昌を祈願しに訪れています。全国の西宮神社の総本社なので、十日戎は3日間に渡って行われ、期間中の人出は100万人にも!!今回は兵庫県西宮の十日戎2017の開催情報や駐車場などの情報をご紹介します!
2017年の期間、時間帯は?
元日午前零時、拝殿で初太鼓が打ち鳴らされると、賽銭箱の前で待っていた参拝者が一斉にお賽銭を投げ入れ、今年一年の平安と更なる発展を祈ります。招福御幣・御札・御守り・福銭・絵馬・御神像・干支土鈴や、おみくじ、 特に人気の「たいみくじ」などが各授与所で授与されます。
歳旦祭(さいたんさい) 元日 午前六時
新年を祝い、国の隆昌と皇室の弥栄、氏子崇敬者の繁栄を祈ります。
奉射事始祭 二日 午前十時
西宮市弓道協会の奉仕により、開運招福・商売繁盛を祈願して新春の奉射事始祭(ほうしゃことはじめさい)が斎行されます。
えびす様に弓術奉納を奉告する祭典を斎行したのち、西広場で悪霊払いの力があるとされる鏑矢が放たれ、続いて会員により、次々と弓術の奉納が行われます。
元始祭(げんしさい) 三日 午前九時三十分
年頭に当たり、皇国の始の大元を言祝ぎ、天壌無窮を祈念する行事です。
十日えびす
1月10日 本えびす 6時~24時
1月11日 残り福・・・8時〜24時
1月10日を中心に3日間行われる「十日えびす」は、阪神間における最大の祭典として広く全国に知られ、100万人を越える参拝者で賑わいます。
十日えびすの準備は、1月8日に卸売市場の若者の威勢のよい掛け声とともに奉納される大マグロで整います。8日午前9時半より、神戸市東部水産物卸売協同組合などの三社が商売繁盛と大漁を願って、 大ぶりで形のよい本マグロと雌雄二尾の大ダイを、神前に奉納します。(マグロは重量約三百キロもあり、お刺身約千六百人分もあるそうです)
鮪や鯛の奉納は、昭和44年に神戸市東部中央卸売市場が開設されたのを機に、水産物卸売協同組合が中心となって行ったのが始まりとされています。
大漁と商売繁盛を願い、魚の奉納を計画し、日本人が好きな魚ということで、奉納されたそうです。鮪はその大きさのために本殿のお供えすることができず、拝殿に置かれています。
9日「宵えびす」には、午後2時から、有馬温泉の芸妓さんによる「献湯式(けんとうしき)」、「宵宮祭(よいみやさい)」が行われ、深夜12時にすべての神門が閉ざされ「居籠(いごも)り」に入ります。日本最古の名湯として知られる有馬温泉から金泉(きんせん)が奉納され、有馬温泉の繁栄と旅館組合の商売繁盛が祈願されます。
この奉納行事は、有馬温泉観光協会が平成7年から行なっているもので、白丁(はくちょう)姿の観光協会青年部員、和服姿の旅館組合代表を先頭に、有馬温泉の芸妓さんなど約50名が列を整えて本殿に参進し、神職のお祓いを受けます。
その後、拝殿において有馬温泉から角樽(つのだる)に入れて運ばれてきた金泉を桶に移し、湯女(ゆな)にふんした芸妓さんが、湯もみ太鼓のはやしに合わせてお湯を適温にさます「湯もみ」を披露します。
10日のえびす大祭は、午前4時に総ての門が閉ざされた中で神職は居籠りし、大祭に備えます。この忌籠とは、祭典を行う前に身体を清め、静寂の時を過ごすもので、古く室町時代の記録にも残されています。
10日午前6時には、いよいよ開門神事(かいもんしんじ)福男(ふくおとこ)選びが行われます!午前6時を期して表大門が開かれ、外で待っていた参拝者は、一番福を目指して230m離れた本殿へ「走り参り」をします。我こそはと走り出す参拝者は5000人以上も集まります!この「走り参り」は、西宮えびす独特の行事として、江戸時代頃から行われているそうです。
本殿へ早く到着した順に1番から3番までがその年の「福男」として認定され、認定証・御神像・副賞そして特別の半被が授与されます。