八王子まつり2016の日程と山車、民謡流し等の見どころ
関東有数の山車まつりである「八王子まつり」。精巧な彫刻と幅3m奥行4.5m高さ4mの大きさを誇る山車19台が電飾に照らされ甲州街道を巡行する様は荘厳で圧巻です。
昨年は77万5千人の来場者をさまざまな催しや伝統的な山車とみこし渡御で魅了しました。そんな「八王子まつり」の2016年の日程と見どころをお伝えします。
八王子まつりとは?
古くは多賀神社と八幡八雲神社のみこし渡御から始まった非常に伝統的なまつりで昭和36年(1961年)に「三万人の夕涼み」として八王子の市民祭という位置付けで現在の原型になり昭和43年(1968年)に「八王子まつり」と改称され現在に至ります。
注目は何といってもまつりの花形となる山車ですがその多くが八王子市の有形文化財に指定されておりさながら動く民芸品です。さらに子供音頭の集い、獅子舞、夜店など祭りの要素がギュッと凝縮された大人も子供も楽しめるまつりとなっています。
八王子まつり2016年の日程
2016年8月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間
7月30日(土)には花火大会も開催されます。
八王子まつりの見どころ
宵宮の舞
八王子芸妓が三味線や太鼓に合わせて幻想的で優美な舞を披露します。
氷の彫刻展
真夏の甲州街道に氷の即興芸術の祭典が繰り広げられます。細かな部分まで表現された氷の彫刻が涼やかな雰囲気を醸し出します。
関東太鼓大合戦
甲州街道の20ヵ所の会場で勇壮な太鼓の響きを轟かせます。その迫力に暑さも吹き飛びます。
民謡流し
八王子全域から4000人以上が集まり盆踊りで甲州街道を埋め尽くします。今年はギネス記録を狙っているそうです。
ぶっつけ
「八王子まつり」の最大のハイライトである山車の「ぶっつけ」。辻で隣り合った山車がお囃子の競演をします。観る者を華やかで厳かな絵巻物の世界へと連れ去るかのようです。