スリル満点!灘のけんか祭り2017を安全に楽しむ方法とは?
今年もこの時期が近付いてまいりました!
新居浜太鼓祭りのように、けんか祭りの異名を持つ祭りはさまざまありますが、その中でもスケールの大きさは随一、まさに由緒正しく、けんか祭りの本家と言えるのが灘のけんか祭りなのです。
いろいろな意味でかなりスリルのある大迫力なこのお祭り・・・。地区それぞれの特色ある、豪華絢爛な屋台は、どれも超一級品の出来だとか。見応えがありそうですね・・・!
なるべくお金をかけず(!)安全に楽しむための裏ワザがあるのだとか??みなさんに、コッソリお伝えしたいと思います。
灘のけんか祭りとは?
灘のけんか祭りは、兵庫県姫路市白浜町の、松原八幡神社の例大祭で、毎年10月に行われます。3基の神輿をぶつけあう神事と、旧7ヶ村の絢爛豪華な屋台による勇壮な屋台練りは大迫力!!神輿は軽いものでも約300キロあるとか・・・!
屋台をぶつけあうのは、その昔軍船にこびりついた牡蠣を、軍船をこすりあわせてとったという古事がルーツなのだそうです。
県と市の重要無形民俗文化財にも指定されており、灘まつり妻鹿のけんか祭りとよばれることもあります。
日程は毎年同じで(後述します)、1日目が宵宮、2日目が本宮となります。宵宮での神社入りは昼前ごろですが、じつは祭りの前の神事は早朝からあり、さらに、各家庭の朝風呂からすでに祭りが始まっているのだそうです。
灘地域の人々はこの祭りのために1年を過ごしている!と言う人もいます。
国内にとどまらず、海外からも人気の高いこの祭り・・・大きな声では言えませんが、大迫力を通り越して過去に重大事故もあり、安全面が毎年問題になっています。くれぐれも安全に楽しみましょう!
灘のけんか祭り2017日程
日程は例年と同じく、
宵宮が10月14日(土)11:00~16:30
本宮が10月15日(日)9:00~17:40
(※露払いの儀は早朝5時から、潮かきの儀(当番の村のみ)は6時から行われます。)
- 9:00~9:25 宮到着
- 12:10~16:15 本宮御旅山渡御神事 露払い
- 12:20~16:20 神官渡御
- 12:45~16:30 神輿
- 12:55~17:40 屋台
となっています。
灘のけんか祭り2017のみどころ
みどころはなんといっても、神輿同士の激しいぶつかりあい!まさに”喧嘩”!!村によって装飾のちがう6つの屋台と、3つの神社内の神輿(練り番といわれる当番の地区のみが担当)が遠慮なくぶつかりあうのです。
もちろんぶつかりあった神輿は壊れます、しかしより高く神輿を掲げ、より激しく神輿がぶつかりあい、壊れることで、より神様に届き、神意にかなうのだとか・・・!どれも超一級品である、屋台そのものも、大きなみどころです。
約300キロ以上ある神輿同士が激突し、そして破損するときの音、たちこめる砂埃と熱気は、それはそれはすさまじいものです。
これらはこの祭りならでは!とても普通のお祭りで見聞きできるものではありません・・・!!
命がけで神輿をかつぐ、練り子と呼ばれる担ぎ手の力士のような廻し姿と、各地区のシンボルカラー鉢巻きとケンゴー(先にポンポンのようなものがついた竹の棒、屋台をつつく)の凛々しさと色鮮やかさも大きな魅力です。
灘のけんか祭り動画
[youtube id=”en79MjlJyaY”]灘のけんか祭りを安全に楽しむには!?
豪華絢爛にして迫力満点のこのお祭りですが、けんま祭りゆえの激しさには当然危険がつきまといます。
過去に重大事故があったこともあり、最大限安全に配慮して楽しむことが重要になってきます。
お金と強運と地元のかたのコネ!のあるかたは、桟敷席というものがありますが、一般の観光客は購入することはできません。
地元の人でも、抽選制で、2日間で安くても約2~3万円、練り場に近い場所だと・・・
ナント!約7~15万円とか・・・※はっきりした価格は公表されておりません。
というわけで・・・
なるべくお金をかけずに安全に祭りを楽しむ方法です!!
立ち見
かなり遠くから見ることになってしまいますが、立ち見であれば無料とのことです!
御旅山 山頂
神社のある御旅山の山頂まで登ると(といっても140mほどの山なので、比較的気軽に神社から徒歩15分ほどで登れます)、練り子さんたちが屋台を担いで山を登ってくるところを、間近に見ることができます。
特に練り子さんの休憩時間には、豪華絢爛な屋台をじっくり見ることができますよ。
桟敷席近くの特大モニター
個人的にいちばんおすすめなのがコレです。
上記の、立ち見と、かぶりますが、桟敷席近くには特大モニターが設置され、地元ケーブルテレビのノーカット実況放送を見ることができます。(もちろんCMは入りますが・・・)
最も安全に、最も間近で楽しめるのではないでしょうか。