若草山山焼きとは?2017の日程と見どころ、花火は何発くらい?

スポンサーリンク

奈良の若草山山焼きって?2017の日程など

奈良の山焼き
奈良の若草山山焼きでは、冬の花火を見る事が出来るイベントで、毎年沢山の人で賑わいます。春日大社、東大寺、興福寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、さらには奈良全体の防災と世界の人々との平安を祈るものとして、33ヘクタールの草地に一斉に火がつけられます。今回は、若草山山焼きについて、花火を見る穴場スポットなどもご紹介していきます!

スポンサーリンク

若草山山焼きとは?

若草山山焼き」は、江戸時代から続く奈良の伝統行事です。奈良公園内にある山ですが、3つの山が重なって見えることから「三笠山」とも呼ばれ親しまれています。
隣にある春日山には樹木が生えていますが、若草山は33ヘクタールの広さに芝生で覆われた草山となっています。従来行っている山焼きには、病害虫などを駆除し、灰を肥料にするという農業のメリットを重視した目的がありますが、若草山山焼きの場合は、意味合いが違います。
「若草山山焼き」は、春日大社、東大寺、興福寺の神仏が参集し、先人の鎮魂と慰霊を執り行う「神事」として執行されます。
※先人とは、若草山山頂にある「鶯塚古墳」の霊魂を指すとされていますが、誰のお墓かは特定されていません。
さらに、若草山山焼きには奈良全体の防災、世界の人々の平安を祈るという意味も込められています。

2017年の日程

日程:2017年 1月28日(土)
18:15~花火 18:30~山焼き点火

見どころ、おすすめスポットは?

尺玉花火

18時15分頃、花火が始まります。県内唯一の尺玉で、大迫力の花火です!約600発もあがる花火は、冬の澄んだ空に映えます。目の前で見たい場合は「奈良公園」で見るのが良いです。人が多く、混雑していますが、広くてアクセスも良い便利な場所です。
意外と穴場なのが「近鉄百貨店の屋上」です。高い場所から見るので、全体を見渡す事が出来ます。お手洗いなども心配無いのでゆっくり見る事が出来ます。

山焼き

18時30分ごろ、奈良市消防団(約300人)が、山麓中央の大かがり火から松明に火を移し、若草山の正面に火を運びます。法螺貝・ラッパ・号砲の合図で一斉につけられる火は33ヘクタールの草地にあっという間に燃え広がります。
燃え広がる炎は奈良の夜空を真っ赤に染め、山全体が浮かび上がって見える景色は神々しい雰囲気です。

山麓特設ステージ

山麓特設ステージでは様々なイベントを開催しています!お昼頃から始まりますので、早めに足を運んでおくと良いでしょう。
奈良公園ならではの「鹿せんべい飛ばし大会」は、巨大な鹿せんべいを飛ばす大会で、距離を競うゲームです。30mラインを超えると抽選会に参加でき、商品をゲットできるかも!?子どもと一緒に楽しめるイベントです!
参加料は1人300円で、先着500名までなのでお早めに!

あったかもん市

13時頃には、奈良の特産品が入った温かい鍋物が登場!昨年もグランプリに入賞したおいしい鍋物が沢山集いました!今年は、2016年に開催された「あったかもんグランプリ」で見事最優秀賞に選ばれた高取町の「高取ごんだ鍋」が来てくれるのではないでしょうか!?高取だんご鍋は、高取町の郷土食「ごんだ汁」をアレンジした鍋物で薬草・ヤマトトウキ(大和当帰)を練り込んだ手作り餅が美味しいと評判です!是非お楽しみに!

続きは次のページで

タイトルとURLをコピーしました