角館まつり2016の日程と見どころ、アクセスは?

スポンサーリンク

ケンカ勃発!?熱いバトルの角館まつり!

色彩の城下町、あるいは小京都とも呼ばれている秋田県角館。情緒溢れる角館では、毎年9月に激しい曳山のぶつかり合いを見せてくれます。様々な歴史の上で地元市民に守られてきた日本の文化です。しかし、鉢合わせになったからといって、必ずぶつかり合う訳ではありません。
kakunodatematsuri
どういった経緯で激しいぶつかり合いになるのか。「山ぶっつけ」は、敵のヤマ(山車)を兄弟ヤマ同士で挟み撃ちにしたり、各ヤマの動きを見ながら作戦を立てる頭脳戦でもあります。
勝敗は、翌年にまで緒を引くこともしばしば。プライドと意地のぶつかり合いでもあります。

スポンサーリンク

角館まつりとは?

毎年9月上旬に行われる角館のお祭りは、今から350年ほど前から続いています。
地域の繁栄や商売繁盛、家族の健康や幸せなどを祈願するもので、神明社と薬師堂の祭りが一体となったものです。各丁内からは、歌舞伎人形などをのせた18台の曳山(ひきやま)が曳き廻されます。曳山には「おやまばやし」を奏する方々が乗り、秋田美人たちが艶やかに手踊りを披露してくれます。
kakunodatematsuri
ヤマは、7日夕刻から神明社参詣、8日には武家屋敷通りを抜けて佐竹北家当主への上覧に向かいます。その後9日夕刻からは、薬師さま参詣というのが原則です。
これらの3ケ所については、どんな事由があろうとも参詣できなければ、翌年その丁内からはヤマを出せないルールになっています。伝統や文化をとても重んじていますね。
参詣が終わって行進の優先権が無くなると、「山ぶっつけ」の場面が始まります!

角館まつり2016年の日程

9月7日(水)~9日(金)の3日間です。

・9月7日    午後4時~午前3時位まで曳山が神明社参拝(18台)
・9月8日    午前10時~午後4時頃まで曳山が佐竹北家上覧
・9月8・9日  曳山が薬師堂参拝(各曳山によって時間が異なります)
・9月8日    観光用やまぶっつけ
・9月9日    夜更けから町内随所でやまぶっつけ本番
・9月10日   駅通り若者の納車時刻 午前5時

角館まつりの見どころ

9月8日に行われる観光用ヤマぶっつけでは、観光客のために「解説付」のぶっつけが行われます。角館のお祭りをもっと知りたい方にはおススメですよ!
・18:30  「横町」×「桜美町」 角館観光タクシー前
・19:00  「駅通り」×「横町」 土間人前
・22:00  「岩瀬」×「本町通り」安藤醸造前
[youtube id=”WTyHIl2_IyM”]

9日の夜は本格的なぶっつけが繰り広げられます。山車同士、道を譲るか譲らないかで交渉をし、決裂すると山車を突き合わせてどんどん上に上げていきます。
掛け声や笛の音と共に両者の引き手達が山車を向こう側に引いて勝負します。
1時間以上山車同士が組み合っている光景もあり、ぶつかったまま放置して、休憩している異様な光景も見ることができます。そりゃ1時間以上もぶつかれば疲れますよね…。
昔ほど激しいぶつかり合いはしないものの、ボーっとしていると巻き込まれるかも!?

角館の山車は、小屋を出たら同じ道は通ってはならないという美学があるそうです。この意地があるからこそ、道を譲らないのです。昔ながらの伝統をしっかり守り、祭りを楽しむ。美しい伝統文化ですね。

続きは次のページで

タイトルとURLをコピーしました